ウォーキングは体によい手軽な運動

ウォーキングは、有酸素運動の代表的なもののひとつで、だれでも簡単に長時間の運動ができます。つまり体脂肪を燃やすダイエットにもうってつけの運動です。
なぜウォーキングが体脂肪を燃やすにはうってつけの運動なのかと言いますと、人類の進歩は2歩足で立ち、歩くことから急速に早まったといわれるように、歩くことが人間の基本動作だということが言えます。
現代は、車や電車などが発達し、ほとんど歩かなくなっているのが現状でしょう。そのため運動不足におちいる人々が増え、その結果、筋力の低下や背骨等の歪み、肥満、体力低下などをもたらし、いろいろな病気の原因を作り出しています。最近ではメタボリック症候群などという言葉も出てきました。
健康は、何時の時代も大切なことです。忙しい時代にも手軽に行えるウォーキングは、今の現代人にとって打ってつけの運動ではないでしょうか?ウォーキングを日常生活の一部にして、人本来の身体能力を取り戻すということです。

ウォーキングをすると気分も良くなる

ウォーキングのような有酸素運動を続けていると、ベータ・エンドルフィンという物質が脳の血液中に増えるということが知られています。
体や心にストレスがかかった時に分泌するホルモンのベータ・エンドルフィンがその苦痛を和らげてくれます。また、陶酔感や恍惚感を促す作用もあるということが有名で、別名脳内麻薬とも呼ばれています。
一般にジョギング愛好者が走っているときに感じるランナーズ・ハイと言われる、すがすがしい高揚感がありますが、これはベータ・エンドルフィンが原因となって起こるものなのです。
ウォーキングの最中にもそのランナーズ・ハイと同じような気分を味わえます。ウォーキングの場合はランナーズ・ハイならぬウォーカーズ・ハイとでも言いましょうか、そのすがすがしい気分をウォーキングで十分に感じることができるのです。

ウォーキングは心臓への負担が少ない安全な運動

ウォーキングで関係することで、心臓は私たちの体中に血液を送り、血液を通して酸素や栄養分を全身に供給してくれる重要な役割を担っています。心臓への負担は心拍数と血圧(最高血圧)が関わっています。
心拍数はウォーキングなど運動量に比例して上がり、どんなに頑張ってもこれ以上早くならない心拍数のことを最大心拍数と言います。
ウォーキングを行っているときも、やはり心拍数は上がりますが、最大心拍数に達することはありません。
血圧は、心臓が収縮したときの血圧を最高血圧と言い、拡張したときの血圧を最低血圧と言いますが、この最高血圧の数値は心臓への負担の強さを知る一つの目安となります。
普通、激しい運動になればなるほど、最高血圧の数値は上昇しますが、ウォーキングに関しては、この数値の上昇はあまり見られないようです。
したがってウォーキングは、心臓への負担が少ない運動だと言えますので、老若男女を問わず誰にでも手軽に始められると言うことです。

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